Architects of the Year 2017「越境プロジェクト」展が開催されます【終了】

イベント

若手建築家らによる企画展「Architects of the Year 2017」を開催します。2015 年からスタートした本展では、「その年の建築家」とも呼ぶべき新進気鋭の若手らが、毎年異なるコミッショナーによって投げかけられたテーマに応え、展示を行います。3回目となる今回は、遠藤秀平が「越境プロジェクト」をテーマに出展者を公募。選ばれた 10 組の「越境」は、建築界の既存の枠組みを越えようとする挑戦的な試みです。素材や表現、時間や記録方法、コラボレーションのあり方といった各々の視点から、必ずしも建築家の活動領域にはなかった行為によって、建築の可能性を示してくれるでしょう。

チラシはこちら→download

開催情報

※生きた建築ミュージアムフェスティバル期間の土日(2017年10月28日~29日)は、無料期間ではありますが、大変な混雑が予想されます。2016年は最大1時間以上の入場待ち行列ができました。本イベントでは「イケフェス大阪」終了後にも多く方にご覧いただけるよう、追加で2週間の会期を設けています。ゆっくりご覧いただけるよう、30日以降のご来場を強くお勧めいたします。

会期10月27日(金)~11月12日(日)
時間 10時~16時/会期中無休
入場料27日~29日は無料(生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪2017 連携期間)
30日以降は 500円(大学生以上)
※建物の入場料であり、展覧会自体は無料です。
定員20名程度で随時入場制限します(入れ替え制)
会場日本橋の家(大阪市中央区日本橋2丁目5−15)
アクセス最寄り駅:近鉄・地下鉄「日本橋駅」より徒歩3分
または、近鉄・地下鉄・阪神・南海「なんば駅」より徒歩10分
(「味園ユニバースビル」南東角を南へすぐ)
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展覧会コミッショナー遠藤秀平(建築家/神戸大学大学院教授)
展覧会コーディネーター 竹口健太郎(建築家/アルファヴィル一級建築士事務所)
日本橋の家プロデューサー倉方俊輔(建築史家/大阪市立大学准教授)
会場提供金森秀治郎(日本橋の家オーナー)
会場構成吉川青(アトリエトレス)
企画協力uug
主催一般社団法人日本建築設計学会
協力生きた建築ミュージアム大阪実行委員会


出展プロジェクト

「麻太の家と誰でもできる建築教室」伊藤聡宏
(伊藤聡宏設計孝作所)
「IBONAKA DOCUMENTATION」伊藤智寿
(いとうともひさ)
「西日暮里のシェアハウス +Multi feat.KMA」勝亦優祐・丸山裕貴・カタチトナカミ/ 佐竹雄太
(勝亦丸山建築計画・創造系不動産)
「千年の越境 ‒平安期方池儀礼空間の現代的再解釈」三本木歓
(フリーランス)
「鹿児島の住宅」鈴木亜生
(ARAY Architecture)
「農小屋 alternative greenhouse」中島亮二・桂川大
(中島農園・一級建築士事務所 Eureka)  
「“見方”を建築する」野口理沙子・一瀬健人
(イスナデザイン)
「デ / リタッチ:不協和音の庭」橋本圭央・白石圭・康未来
(cosmopolitan/workshop・S設計室・日建設計)
「茶積庵」森藤文華
(2.5 architects)
「評価経済時代における、ゲニウス・ロキ」Tan Yamanouchi
(AWGL Inc.)

 
イベント

会期中の以下の日程で、遠藤秀平・倉方俊輔・出展者が登壇するイベントが3回開催されます。

スケジュール11月5日(日)14時〜15時30分
登壇:いとうともひさ、中島亮二・桂川大、森藤文華
11月6日(月)16時〜17時
登壇:伊藤聡宏、Tan Yamanouchi
11月12日(日)14時〜15時30分
登壇:勝亦優祐・丸山裕貴・カタチトナカミ、鈴木亜生、野口理沙子・一瀬健人、橋本圭央・白石圭・康未来
備考事前申し込み等は不要ですが、会場の状況に応じて立ち見になります。


イケフェス大阪 2017 連携 「日本橋の家」一般公開

「日本橋の家」は日本を代表する建築家・安藤忠雄設計の、大阪・日本橋にある住宅です。オーナーの金森氏は、この名建築のもつ魅力を世間に広く公開し、関西の建築を発信する拠点とすべく、2016 年に改修工事を実施し、コンクリート打ち放しの美しいギャラリー空間として生まれ変わりました。Architects of the Year 展は、今回から「イケフェス大阪(生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪)」と連携しており、会場となる「日本橋の家」全館の一般公開にあわせ、そのすべての空間を活用した展覧会となります。
※「イケフェス大阪2017」のオフィシャルサイトはこちら→https://ikenchiku.jp/
※本会場で公式ガイドブックも販売いたします。

△「建築家の住宅模型展」(2016)の様子

〈ご注意とお願い〉

「日本橋の家」は住宅として建てられたものです。4階建てですが、エレベーターはなく、階段は急であるため、ご自身で上がることのできない方の入場はご遠慮ください。また狭小住宅のため、どの通路も狭く、混雑すると危険です。そのため状況に応じて入場を制限させていただく場合がありますので、あらかじめご了承ください。

プレスの皆様へ

会期中、新聞・雑誌・WEBメディア等のご取材に対応させていただきます。
詳しくは、日本建築設計学会事務局(office@adan.or.jp)までご連絡ください。

プレスリリースはこちら→download